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2022年度 父母会 塾長講演要旨
[1]人生100年を成功して生きる。
0~20歳 人生の準備期
20~40歳 ウキウキ・ワクワクの春の時期
40~70歳 イキイキ・バリバリの夏の時期
70~90歳 人生の実りを享受する秋の時期
90歳~ 後顧の憂いなく、最高に楽しむ冬の時期
●人生の準備期の過ごし方で人生は大きく変わる。
●高校卒業時に、どれだけ広く選択肢があるかで人生は大きく変わる。
[2]一定レベル以上の大学には、やはり進学すべきである。
●この地域は、京大・阪大・神大・大阪公立大に通える便利な立地条件にある。
関・関・同・立大学にも通える。
大阪公立大学は、阪大・東大につぐ学生数全国3位の国公立大学になった。
大阪府民にとっては、公立高校と同様に教育無償化の対象である非常に魅力的な大学と言える。
●関・関・同・立大学以上に進学することで、大きな成功を手に入れる可能性も出てくる。
[3]つかさ塾では、成功を“I'm O.K.”と定義している
●“I'm O.K.”とは、今の自分に納得が出来る。そして将来に夢が持てること。
●成功への3つの必要条件。
①素直(柔軟な考え方が出来ること。)
②プラス思考・ポジティブ(前向きな考え方。向上心につながる。)
③目標に向けて努力できる。
[4]寝屋川高校は、大阪の公立高校で14位のレベルの高い高校である。
●寝屋川高校は、4人に1人が国公立大学に進学。2人に1人が関・関・同・立大学以上に進学。
●逆転のチャンスがある高校に進学することで人生は大きく変わる。
-牧野高校からは、3人に1人が関・関・同・立大学に進学する。
すなわち、牧野高校の3人に1人は、寝屋川高校の2人に1人を逆転することになる。
いちりつ高校なら5人に1人、枚方高校なら8人に1人、香里丘高校なら10人そこそこに1人が
寝屋川高校の2人に1人を逆転する。
[5]高校生活は、“教育のレベル”と“友達のレベル”を取りに行く場である。
●高校時代・大学時代の友達から、違う考え方・価値観を手に入れることが出来る。
-よりレベルの高い高校ほど、よりレベルの高い友達の確率が大きい。
少なくとも、努力した結果その高校に進学したことは評価できる。-
●教育のレベルとは、授業のレベル。
-よりレベルの高い授業を受けることが、大学進学に大きな利点となる。
ベッタで入学しても、その授業を受けることが出来るが、1つレベルの下の高校にトップで入っても、
より低いレベルの授業しか受けることが出来なくなる。この3年間の授業レベルの差が、大学入試で大きな差になる。
落ちこぼれは心配いらない。関・関・同・立など私立大学は3科目入試。数ある科目で3科目だけ対応すればよい。
その他の科目は欠点ギリギリでも、それを落ちこぼれとは言わない。-
[6]勉強の保証をとって、クラブ・習い事をする。
●プロ野球でドラフトにかかるのが1年にわずか約100人。しかもその大半は数年でクビになる。
東大・京大・阪大に進学するのは、1年に約10000人。
関・関・同・立などまで入れると、1年に数万人が進学する。
勉強の保証を取っておく必要があるのは、自明の理である。
[7]人生を左右する5つの能力。
①学力(記憶力・理解力)
②思考力
③想像力
④判断力
⑤順応力
●“これをやれば、こうなる。”“これをやらなければ、この結果になる。”
その想像力と、行動への判断力。
この想像力と判断力で人生は大きな差がつく。
●中学卒業までは、親に大きな責任がある。
親の想像力と判断力で、子供の将来は大きく変わる。
生まれ持った能力は決定的な要素ではない。育てられる環境がはるかに重要である。
甘やかすことは最悪だと自覚する必要がある。
小学生なら習い事。中学生ならばクラブ。勉強という保証をとった上でやるべき事だと
認識すること。優先順位を間違えないことが大切。
[8]流動性知能と結晶性知能。
●“流動性知能”とは、新しいことに対応できる知能。記憶力などがこれに当たる。
10代でピークがきて、後は衰える一方。維持する努力が必要になる。
“結晶性知能”とは、経験に基づく知能。生きている限り、ずっと伸び続ける。
●50代からも脳は成長する。認知症にならないためにも、新しいことに挑戦する。
数独など脳トレで脳を鍛える努力をする必要がある。
本日の話のポイント
①勉強の保証を取っておくことが最優先。大前提。
②親の想像力と判断力で子供の将来は大きく変わる。
③小学生・中学生の間に勉強という努力により、地頭(じあたま)を鍛えておく。地頭の差が人生を大きく左右する。
※地頭とは、知識の多い少ないではなく、思考力やコミュニケーション能力などのこと。その人本来の頭の良さ。
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